フジカ・ペットのレストア【組み立て・試運転編】
だらだら書いてましたフジカレストア記事もやっと最終回。
ということで、【組み立て・試運転編】いってみます!
塗装も無事仕上がり、バラバラのフジカを組み立てていきます。
サビサビの蝶ネジ、ナットは新品を用意。
ツマミ、燃料計、フタも清掃して磨き上げました。
フジカから取り寄せた芯。交換方法を記したマニュアルのコピーが同梱されてました。
驚いたのは、コレこのストーブの当時の取り扱い説明書のようです。ちょっとした親切心に感謝♪
外した芯です。なかなかのくたびれっぷりだったので、当然交換。
芯を組み付けていきます。マニュアルにあるとおり基台から52ミリ出してます。
この基台、あまりダメージはありませんでしたが、無論磨いております。
タンクに芯を装着。あとは元通りにしていくだけ。
燃料を補給して、暫し芯に灯油がまわるのを待ち、
やっとシェイクダウンの時がきました。
そして・・・・・
はい、無事に点きました~
ストーブの再生なんで初めての試みで心配でしたが、
今の時代、ネットという最強のツールがあるので、
ストーブの資料や、情報を気軽に入手出来るのは助かりました。
って言ってもネットでフジカを知らなきゃ手にする事もないんですがね(笑)
今回重視したのはスバリ、
【It works】
ネット用語のようですが、そうではないんです。
愛煙家なら誰しも手にした事のあるジッポーライターの創始者がジッポーを作るきっかけとなった言葉。
タバコに火を点けるのに手間の掛かるライターを使っている友人にもっとイイライターを勧めて返ってきた言葉、
「ちゃんと火が点くんだ!」
そう、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、ストーブという実用道具だという事を再認識して、
あくまでも使ってナンボだと。見た目より性能を重視しようと考えて、今回の作業に望みました。
ですので、手を抜いている箇所もあります。もう40年も前のストーブ、見た目よりもイイ仕事してくれそうです
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